母の日
日本で母の日に一番スタンダードに贈られるカーネーションは、20世紀初頭のアメリカで、アンナ・ジャービスという女性が亡くなった母親を「追悼したい」という想いから、教会で白いカーネーションを配ったということから始まったことのようです。
同様に、世界では、その国々の風習などによって、様々なプレゼントを贈ったり、色々なお祝いの仕方をしたりしているようです。
その多くは、感謝の気持ちをこめて、その人に合った、その人が喜ぶものをプレゼントとして贈るのが一般的なようですが、17世紀イギリスで、出稼ぎをしている人達が里帰りして母親と過ごす時に「Mothering cake」というお菓子を用意していたことからか、カーネーションのようにケーキを用意している国もあるようです。
また、タイでの母の日は独特で、日本のカーネーションと同じようにジャスミンの花を贈り、プレゼントではないのですが、人々が水色の衣類や小物をつけることで、尊敬や感謝の気持ちを表してお祝いしているようです。
たとえ何のプレゼントがなくても、感謝の気持ちを持って、一緒にゆったりとした時間を共有することができれば、それだけで素敵な母の日ですね。